
バイオリンの松脂の塗り方って?頻度や音が上手く鳴らないときの対処法を紹介
こんにちは。趣味で高校からバイオリンを始めたジョニーです。
バイオリンを弾くとき、松脂は必要不可欠な存在になります。
でも案外、使っていると頻度や方法が分からなくなってきますよね。
ということで、今回は松脂の塗る頻度を紹介!
この記事では以下のことを説明していきます。
松脂の役割とは?
松脂には、弓の摩擦力を高める役割があります。
そもそも何も塗っていないと、弓の毛はツルツルしてうまく音が出ません。
そこで、松脂を擦り付けることで、粉がもともとツルツルだった表面に付着し、無数の凹凸ができます。
その凹凸によって、弦と引っかかるようになり、きれいな音が鳴るのです。

松脂は松の木の樹脂、温めるとトロトロの液状になるよ。
松脂の塗り方とは?
松脂の塗り方とコツを解説していきます!
1、弓を張る
まずは弓の毛を張りましょう。この時、弓の棹が少し曲がるくらいを意識してください。
おすすめは持ち手のほうから覗くようにして確認することです。
そうすると一目で棹の曲がり具合が分かりますよ。

正しい例

誤った例
2、松脂を根元から弓先まで塗る
次に、松脂を弓に軽く押し当てて、根元から弓先まで1~2往復しましょう。
弓先と根元は塗りづらく、薄くなりやすいので、そこは念入りに。
この時、よくあるハプニングとして、松脂が割れてしまうことがあります。
勢いをつけて塗ろうとしたあまり、弓の根元の固い部分に松脂が当たって砕けてしまうのです。
松脂は柔らかく砕けやすいです。当たらないように気を付けて塗るようにしましょう。

割れた松脂は溶かしてくっつけることができるよ!
※塗ったのに音が上手く出ないときは?
始めて間もないころ、松脂をしっかりと塗りこんだはずなのに音の出が悪い、ということが起こりました。その時、先生に言われたのが、
君、表面にだけ塗ってない?
実は、バイオリンを弾いていると、もともと内側にいた弓の毛が擦れて外に出てくることが、稀に起こります。
内側の毛には松脂は塗られていません。したがって音の出が悪くなってしまうのです。
そういったときは、弓の毛を手で分けて、表面だけではなく、内側にも塗ってあげるといいですよ。

毛替え後は、1~2往復なんて言わないでジャンジャン塗っちゃおう。
松脂を塗る頻度は?
松脂の塗る頻度は、普段の練習時間によって異なります。
【1日30分程度】
2、3日に一度、2往復程度塗りこみましょう。
【1日2時間以上】
毎回弾く前に、2往復程度塗りこみましょう。

ルーティン化しちゃうと楽だよ。
(番外編)面倒くさがり屋なあなたへ
毎回、松脂出して塗るの面倒くさい、、
読者の中には、こう思ったことがある方も多いんじゃないでしょうか。
結論から言います。
松脂は毎回塗る必要はありません。
松脂は、弓に引っかかりをつけて音を出しやすくするのです。
つまり、厳密な頻度などはなく、音が出づらいと感じたら塗りなおせばよいのです。
実際、私の知り合いのヴィオリストの方も、毎日2時間以上弾いていますが、塗りなおす頻度は4日に一回ほどです。
大切なのは、自分にとって一番弾きやすい状態を模索していくことです。
松脂をつけすぎた時は?
バイオリンを弾いていて、目の前に粉が飛んだ時、楽器が白くなっていた時、
それは松脂の塗りすぎです。
そうなった際はティッシュペーパーで軽く全体をふき取ってあげるとよいでしょう。
この時、指で布を触って落とそうとするのはNGです。
指の油がついて弓が黒く変色してしまいます。
実は、クロスなどの布で拭いて落とすのもよくないです。
布の繊維が、弓の毛に付着して痛めてしまうからです。

弓の毛は馬の尻尾の毛、丁重に扱ってあげないとね。
まとめ
いかがだったでしょうか?今回は松脂の適切な塗り方について解説してみました。
まだ、始めてそこまでの自分でも、松脂の塗り方を意識することによって、前より格段に弾きやすくなったように思います。
是非皆さんも、自分にとって一番音が出しやすい塗り加減を模索していってみてくださいね。