
現役高校生が語る!オーケストラ部、弦楽部、の魅力&あるある
皆さん弦楽部という部活をご存知ですか?
オーケストラ部でも珍しいのに弦楽部というと全国でも数えるほどしかありません。
今回は成り行きで弦楽部の部長になってしまった現役高校生のジョニーが、あるあるとともに弦楽部の魅力をお伝えしたいと思います。
そもそも弦楽部って?
弦楽部とは、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスの4種類の弦楽器を使って、演奏活動を行う部活です。
室内楽部とも呼称されることもあります。
扱う曲はクラシックから流行りのJPOPまで様々。学校で開催される定期演奏会や、文化祭での発表に向けて活動している団体が多いですね。
吹奏楽部、弦楽部、オーケストラ部、って何が違うの?
よくある疑問として、吹奏楽部、オーケストラ部、弦楽部の違いが分からないというものがあります。
主な違いはそれぞれの扱う楽器の種類です。
吹奏楽部は管楽器がメインなのに対して、弦楽部は弦楽器をメインに扱います。そして、オーケストラ部は管楽器と弦楽器を両方扱います。
吹奏楽+弦楽=オーケストラと考えると分かりやすいかもしれません。
吹奏楽部
木管楽器・金管楽器・打楽器

弦楽部
弦楽器

オーケストラ部
木管楽器・金管楽器・打楽器&弦楽器

ここからは弦楽部の魅力を見ていきましょう。
魅力①音が重なった時の快感
弦楽部の魅力と言えば、音が重なる特有の快感は避けて通れません。単体だと綺麗な伸びのある音が鳴る弦楽器ですが、ほかの楽器と合わせて弾くことで、途端に重厚になり、表現に大きな差が出ます。
バイオリンとチェロの掛け合いなど、聞いていてうっとりしてしまいます。
演奏を一番、良く、きれいに聞けるのは演奏の中にいる演奏者自身、意外に盲点ですよね。

バイオリン教室じゃできない合奏体験ができるよ
魅力②音楽知識が身につく
合奏において譜読みは欠かせません。初めは譜読みに苦戦していても不思議と段々と分かるようになっていきます。
気づいたら簡単に初見の楽譜を弾けるようになっていたりもします。音符にドレミを書いていた時代は何だったの!と思うこともしばしば(笑)。
部活では先輩やコーチから教えてもらう機会もたくさんあります。部員はそこから知識と技術をグングン吸収していきますね。

若い人の成長速度ってすごい
魅力③コンクールがない
今回の最優秀賞は、、、○○高校です!! やったー!!
吹奏楽部にはあるこういった青春の1ページ、これが弦楽部にはありません。というのも弦楽部にはコンクールがないからです。弦楽部はまだまだマイナーな部活。全国でも数十校しかありません。
しかし、その分選曲の幅が広く、部活の活動も縛られず自由に行えます。例えば、部活内で独奏を披露しあったりする部内コンなど、様々な趣向を凝らして練習が行えます。
なので定期演奏会や文化祭などの発表の場では、部員が希望する楽曲を演奏することができますね。
魅力④居心地が良い
なんか雰囲気良くね、、?
これは弦楽部に限らず、吹奏楽部などでも言えることですが、部内の雰囲気が和やかです。というのも、合奏にはお互いのコミュニケーションが不可欠。
先輩から後輩へ楽器を教えたり、パートに分かれての練習など、部員同士が関わる機会が多く、そのため先輩と後輩が仲が良いことが多いです。
部活を通して得られる仲間はかけがえのないものになります。
魅力⑤始める年齢は関係ない
皆さん、部員の中で幼少期からバイオリンを習っているという人はどれくらいいると思いますか?
正解は、、学年に1,2人
もちろん部活によっても差はありますが、想像していたのよりかなり少ないですよね。実は高校から楽器を始めたという人が大半なんです。
彼らは部活を通してみるみる上達していきます。卒業コンサートは聞き惚れてしまうクオリティ。
始める年齢は関係ないということが良く分かりますね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
弦楽部、マイナーな部活ではありますが、弦楽器を通して合奏する経験は唯一無二です。
大学のオーケストラでも生かせるため、おすすめです。何より見た目がかっこいい!!
この記事を読んで弦楽部の魅力が少しでも伝われば本望です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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